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メスティンで簡単に自動炊飯 1合を上手に炊ける固形燃料gは?

大きいメスティンも良いですが、お米を1合用として炊けるのがダイソーメスティン。勿論炒め物や煮込み料理にも使用出来ますが

お米1合って結構食べ応えありますよね?女性の方だと0.5合~0.75合位だと思われますが今回は1合のお米を炊いていきます。

実は私もNeelacのメスティンでご飯を炊くつもりで購入しました。水を量る必要の無い便利な目盛付きが購入の決め手でした。計量カップを持ち歩かなくても良いですからね。

Neelacのメスティンは1.5合までの目盛りが付いていますが実は2合まで炊けます。

ご飯を炊いたり調理するのに必要なポケットストーブも蒸し料理や燻製に必要なバットアミも収納袋も付いており収納袋は蒸らし時のタオル代わりにもなるのでお得でした。

2人分作るのには良いですが最近ダイソーメスティンを購入したので1合が美味しく出来上がるし、Neelacメスティンの方で調理の幅も広がるので両方が良い役目しています。

美味しく炊く為に実施する事

メスティンのフタでお米を入れて、すりきりで一合とも言われていますが約1合であって正確ではないので先ず家にあるいつもの計量カップできちんと1合を量ります。

次にあなたが通常精米(以下:精米)なのか無洗米なのかでも変わってきます。精米ではヌカやホコリ・ゴミなど付着しており一度吸水させてしまうと芯まで吸収され取り除く事が出来ないのです。

なので最初の1回目だけ洗わず、洗い流す程度にしてヌカやホコリ・ゴミが含んだ水を吸水させる前に素早く洗い流す必要があります。10秒ルールと覚えておきましょう。

2回目からはいつも通りお米を研ぎますが、ここが人によって違ってきます。お水が透明になるまで研ぐとデンプンが流れ甘みがなくなるので少し濁っている位で良いんです。

お米にお水を吸わせる事がポイントです。浸漬(しんし:浸す為の液体)の時間にも差がでます。この浸漬時間が短いと芯が残ってしまいます。

大体皆さん30分程浸漬されていますが実は夏場で1時間冬場で2時間が丁度良い位なので覚えておき是非その位浸漬してみて下さい。

私は登山直前にジップロックに入れてきた1合のお米に全体が浸かる程度の水を入れ山頂を目指しています。

水の温度でも吸水時間が変わってきます。常温20°位で約70分程で吸水が完了します。なので冷たい水で5℃前後で約120分で吸水が完了するので山頂に着く2時間前頃に浸漬開始して下さい。

家から車で1時間程の山に向かい登ろうと途中コンビニへ寄ってなどして4時間程度なら問題ありませんでしたが余り長い時間浸漬してしまうと旨味もなく夏場は菌も発生するので4時間以上は控えた方が良いですね。

上手に美味しく炊ける秘訣とは

実は無洗米で炊く場合は精米より水量を少し多くする必要があります。精米は2回目以降研いでいる時点で吸水しているからです。

無洗米の場合はヌカやホコリ・ゴミなどが付着していない為に吸水率が高いんですね。浸漬も長い時間すると「おこげ」が出来やすくもなります。

精米と無洗米では同じ量である1合を炊いたとしても無洗米の方がほんの少しですが(3%程)多くなり研ぐ時間も「0」なので時間短縮にも繋がりますね。

さてここまで細かな準備をしてきても大事な「水分量」ですね。かためが好きなら少なめ、やわらかいのが好きなら多めですがメスティンの中に入れたお米を平らにしましょう。

後重要なのが「軟水」で、ご飯を炊くのに適しています。ウォーターサーバーがある方はOK、なければコンビニで購入する場合は「南アルプスの天然水」や「クリスタルカイザー」などです。

簡単に自動炊飯 1合を上手に炊ける固形燃料

さて下準備も完了したので後はポケットストーブに固形燃料をセットして火を点けるだけです。ここで使う固形燃料ですが季節や風などで25gを使うのか30gを使った方が良いのか迷いますよね?

春~秋なら25g(18分~23分程)で十分ですし風がきつい場合だと30g(20分~25分程)を使用すれば良いでしょう。

風除けがあれば安定した燃焼時間を得られ美味しく炊ける事でしょう。10分前後からメスティンのフタから吹きこぼれが出てきますので缶詰めやマグカップなど載せておきましょう。

とりたまが気になったので今回は「とりたま炊き込みご飯」と「白米」にします。しばらくすると「パチパチ」と音がすれば出来上がりの合図なので一度フタをあけて確認しましょう。

OKなので直ぐにフタを戻し固形燃料の火は消して蒸らし作業に入ります。厚手の手袋や収納袋やタオルなどで持ち保温袋、収納袋、タオルなどにくるんでフタが下になる様に15分程蒸らす為に置いておきます。

 

とりたまの方も上手く炊けていますので蒸らし作業に入り完成です。軽くほぐしていただきましょう♪白米の方は色が変わる事無く綺麗に炊けます。

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まとめ

Neelacのメスティンの中にスッポリとダイソーメスティンが入るので収納の部分はめちゃ助かっています。実はNeelacのメスティンはバリ取り済みなので問題ないです。

  • お米の吸水時間を短過ぎず長過ぎず浸漬させよう。
  • お米を研ぐのも吸水させるのも冷たいお水でする事。
  • 山頂まで逆計算して2時間前にお米を浸漬させよう。
  • 軟水で炊く事。コンビニで購入する場合は表記を確認して下さい。
  • 固形燃料は25gか30gか使い分けよう。
  • 風除けがあると燃焼時間が正確になる。
  • 10分~15分蒸らした後は軽くほぐしましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。下記の記事にダイソーメスティンの入手法とシーズニングの記事もありますので是非読んで下さい。

Neelacのメスティンは1,870円で購入出来ますが一緒に必要なポケットストーブと調理の幅がグンと広がる蒸し料理や燻製なども出来るバッドアミが付いた2,450円のセットがオススメです。

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人気のダイソーメスティン入手法 中々見かけず入手しにくいですが、この記事を読めばあなたも入手出来る確率が上がります。
バリ取りやシーズニングの手順も是非ご覧下さい。

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