アクシデント防止

登山計画書アプリで簡単 知っておきたい遭難した時の怖さ

もしあなたが日帰りの低山だから大丈夫と言って登山計画書を未提出のまま登山したとしましょう。あなたは「まさか自分がこんな低山で遭難などするはずがない」と実際に遭難してしまうと一体どうなってしまうと思いますか?

遭難し発見されない場合は行方不明者となり7年間は死亡認定がされず死亡保険は下りない。更には仕事も無断欠勤が続く形となり解雇される。住宅ローンの免除もされない。

更には救助費用の請求など残された家族に重くのしかかってしまいます。こんな出来事はあってはいけない事ですが、もし遺体さえ発見されれば上記の内容がクリアされます。

せっかくの楽しい登山が台無しにならない為にも登山計画書に記入した後の申請方法や提出先、又毎回必要なのか?など詳しく見ていきましょう。

登山する度に毎回提出が必要?口頭ではダメ?

本当直ぐ近くの標高1000mもない何度も登っている山だから全然大丈夫!いつも通り問題ない。とは言っても万が一何かあるかもしれないから家族にだけは(親友にだけは)行先と大体の帰宅時間(夕飯までに等)は帰る事だけ伝えておくとしましょう。

あなたは家族や友人に「山好さんと登君の3人でヒヨッコ山に行き、緩広ルートで登って下山は楽長ルートで15時頃駐車場に付いて大体18時頃帰宅する予定」と伝えていても、帰宅時間を1時間過ぎると家族や友人は心配になりあなたに電話をかけ続けて電波が届かなかったり電池が切れて繋がらず少し待ってみたり、その為捜索依頼をまだしていないかもしれません。

流石に辺りは真っ暗になり2~3時間経ち遭難の心配になった家族や友人がもっと早く捜索依頼しておくべきだったと後悔しながら警察に電話します。

しかしここで家族や友人の方はあなたの事をどこまで正確に伝える事が出来ると思いますか?「ヒヨッコ山に3人で行き・・・友達の本名?なに登君だろ?・・・ルートは?ん~緩長?来ていたウェアの色ですか?あ~っと青だったかな?・・・」とまぁ心配とパニックになって受け答えも焦ってしまい、これでは助かる命も助ける事が出来なくなるんです!

広告の裏紙などの簡単な物からでも良いのでこれからは書面に残していきましょう。正確な情報が多い程、迅速な救助が出来て生存率がグンと上がりますので書き残す様にして下さい。

最低限として一緒に登山するメンバーの名前フルネーム、フリガナ・電話番号・緊急連絡先・着ているウェアの色、血液型程度は書いてもらって皆で決めた、出発時間、行きルート・山頂に着く時間・帰りのルート、下山時間まで記入し最後に15時には下山しているから下山後電話する。
18時回って帰宅せず連絡がつかない様なら捜索依頼をしておけば助かる命の可能性が高くなります。

登山計画書の用紙の他に携帯やパソコンでも出来る?

大抵の登山口には登山用紙と登山ポストが設置されていますが記入するペンが無かったり長い順番待ちであったりする場合もあるので用紙に記入するボールペンをザックの中に一つ入れておくのも良いですね。

スムーズに登山をする為には事前に登山計画書をPCでダウンロード出来たりもするので記入しておくのも良いですし今は電子申請も出来るのでそのまま打ち込んで申請も完了出来る為非常に便利ですね。携帯でも簡単に申請し完了まで行えます。

パソコンで作成する場合はフォーマットは決まっていませんが正確な情報が多ければ多い程あなたやメンバーの生存率が格段に上がります。

記入例:〇〇山入山予定日、日数(日帰りor宿泊地ならテントか山小屋、下山予定日)、各メンバーの住所氏名、性別、年齢、血液型、ルート(登り・下山)、時刻、装備品(レインウェア・ヘッドランプ・ツェルト・地図など)、食料何日分、行動食の有無、山岳保険加入の有無、水〇ℓ、緊急連絡先など細かく記入を埋めて下さい。

ルートも名前だけでなくMAP(ダウンロード出来ますし簡単に図でもOK)に時刻を記入したり荒天時のエスケープルートも記入しておくと救助性が向上します。

ここまでして誰の為に登山計画書が必要なのか、自分や家族の為でもあり同じ日に同じ山に登るメンバーの為でもあります。登山は相互扶助の考えが有り例えば自分が遭難し家族から捜索依頼が出た場合、その日に出された登山届から目撃者を捜します。

最終目的地からおおよその地点で特定が出来るんです。よって情報が多ければ多い程捜索地点を絞れて早期発見が出来、一命を救助出来るからこそ登山計画書を提出する様にしましょう!

提出先はメールや登山口のポストが大半ですがFAXや郵送などもあります。各一部ずつ警察署(山域の管轄)・家族・友人(会社の仲間など)そして自分の分も控えておきましょう。

登山計画書アプリで簡単に提出

無料でも出来るので空いた時間に家で打ち込んでいきましょう。私は場所を選ばない携帯で登録しPCへ転送し両方で操作や確認など出来る様にしています。

回数が多い方は計画書と保険は同じにした方が管理もしやすく便利ですね。あまり登る回数が少ない方は保険はコンビニで計画書は見やすく解りやすく操作しやすいアプリを選びましょう。

数ある中のアプリから選ぶのは迷いますので自分に合った保険の補償内容など確認してから登山計画書もあるのか見ても良いですね。

登山計画書のメリットとデメリット

私はメリットしかないと思いますが人によると確かにデメリットも考えられます。先ずメリットから遭難した場合の家族や友人からの捜索依頼の初動が早く生死の分かれ目にも繋がります。

最新の気象情報を確認しても急変する山の天候にはレインウェアや防寒具、着替えなど備えたり服装や装備は良いか確認したり行動食や非常食と保険証や薬など持ち物の再確認が出来たり計画を立てたルートを見直し時間通りに行けるか下山の時間に問題はないかなどもう一度忘れ物の再確認が出来たりルートの見直しが出来ます。

デメリットでは細かい個人情報を記入した用紙を持ち帰られる情報漏洩の心配がある。せっかく作成して記入してきたのに登山届のポストが見つけにくい場所や無い場合もあります。

提出した下山ルートでは昨日の雨で滑りやすく危険だから、こっちのルートに変更しようと家族や友人に一々ルート変更した連絡を入れるべきだがそこまでする必要があるのか?等。

確かに納得出来ますがそれなら電子申請を行い、家族や友人に電話までしなくてもLINEで一言「下山〇〇ルートに変更」とだけ打ち込み下山すれば安心して下山出来ますよね。

ちょっとした事でも生存率を上げられる

  1. 挨拶をする。山小屋の人やすれ違う人達と挨拶をする事で目撃者情報として「スナック菓子買ってくれた兄ちゃんやな」とか「あぁあの青色のウェアの人は私達が下山ルートですれ違った時はお昼前の11時40分頃だったかなぁ」など目撃情報があると広い山中でも絞り込みが出来るので早期発見に繋がり一早く救助出来る確率が上がりますね。
  2. SNSを利用する。LINEで家族や友人に景色の良い写真を送ったりコメントを残しておいたり、Instagramで写真を投稿しておいたり、FacebookやTwitterなどの交流系を利用しておくのも良いですね。
  3. エマージェンシーシートとレインウェアは必需品。持ち物で忘れてはいけない2点で近場の低山で今日は一日快晴が続くと言われていてもお守りと思って必ず持ち歩く事。
  4. 自分の緯度経度が直ぐに報告出来る様に日頃から携帯でいつでも見られる様に手順を覚えておいて下さい。

まとめ

いかがでしたか?登山のはじまりは先ず登山計画書からです。この用紙一枚の重みを解って頂けましたでしょうか。慣れた山だからと言って未提出にしただけで後悔しても手遅れになってしまいますので必ず登山計画書を申請してからようやく登山が出来る事を忘れないで下さいね。

下山届け(一部除く)は警察署などへの連絡は不要です。ただ下山後温泉浸かって夕飯も食べて帰ろうかとなって家族や友人に下山の連絡を忘れると捜索依頼されると大変ですので下山後先ず家族・友人に「ありがとう、無事下山しました」と伝えましょう!

計画書と保険は大切ですね。保険はコンビニでも簡単に出来ます。

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