登山用の水筒も種類は多くどれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。私も初心者の頃は水筒は購入せずに500㎖のペットボトル×4本持ってしばらく登山をしていました。
正直言いますと日帰り低山程度ならペットボトルでも良いと思うんです。ただ朝熱湯を入れてきた水筒にお昼になってもコーヒーやラーメンにも直ぐに熱湯を注げられたり、水筒が空になったら折りたためられる水筒であったり非常にあなたの登山を快適にアシスタントしてくれる水筒もあります。
基本的にはザックを一々下ろさず水筒を手に出来る事に心がけましょう。
この記事ではあなたが失敗しない水筒の選び方について又オススメの水筒について参考になれば幸いです。
登山用水筒の種類
- プラスチックボトル:本体重量が軽く選べるカラーが豊富です。また目盛りなども付いているボトルもあるのでラーメンやコーヒーと無駄にお水を使用する事なく残量も見れるのが良いですね。
- ソフトボトル(ウォーターキャリー):非常に軽く使い終わったら折りたたむ事が出来、ザックの中も空きが出来て荷物がかさばらないのが強みです。
- ステンレスボトル:重量はあるが衝撃に強く文句なしの保冷性と保温性が保たれる。夏場でも冬場でも活躍出来る水筒の一つです。他にも軽量なアルミ製やチタン製などもある。
- ハイドレーションタイプ:トレイルランニングやサイクリングなどでも使用されていますが登山にもザックを一々下ろさず行動しながら水分補給出来ます。
登山用水筒のデメリット
- プラスチックボトル:保温・保冷に向かずカバーをしていても効果は少しましな程度。落下させてしまうと簡単には割れませんが亀裂が入ったり使用不可になるケースがあります。
- ソフトボトル(ウォーターキャリー):保温・保冷に全く向いておらず洗いにくく不衛生に思われますが抗菌効果のもあり問題はありませんし破れや劣化による耐久性が弱く感じますが破裂強度が高い物もあります。
- ステンレスボトル:他と比べると重量がある。お値段の方も重量があります。
- ハイドレーションシステム:ザックの中の場所を取る。ソフトボトル同様洗いにくいですが抗菌対策・耐久性も問題はありませんがやはり洗いにくいのがデメリットとなります。
初心者が失敗しない選び方8選
- ゴトクやバーナーが無い場合はステンレスを選び朝熱湯を入れても山頂で熱々のラーメンが食べられる。
- これは水筒と言うかザックになりますが直ぐに取り出せて水分補給後直ぐに戻せるザックが良い。収納場所が無くてもザックのショルダーベルトに取り付けられたり出来るホルダーもあるので取り付ければ問題は無く快適しかない。
- ハイドレーションタイプも良いがソフトボトルやペットボトルに取り付けられるチューブもあるのでそれで試してみるのも良い。ただ気を付けたいのが残量が見えないので飲み過ぎ防止の為500㎖を小分けしておくのが賢い選択である。
- 使いやすいのは残量が見える目盛りが付いたプラスチックボトルが無駄なく使用出来、又帰って洗う時も洗いやすいのも嬉しい。
- 2ℓなど容量が大きいと荷重のバランスが悪くなり疲れやすくなる。又飲む際重たくて疲れる。
- 1ℓ×2本の場合は均等に使用していくと荷重のバランスが取りやすく疲れにくくなります。
- 飲みやすさが大切です。広口のボトルでは行動しながらでは飲みにくく貴重なお水をこぼしてしまいますよね。ストロータイプや小口なら止まることなく安心して飲めます。
- 開けやすさもポイントの一つですね。グローブを付けたままでも開けられたり、ワンタッチで開き閉じるのも押さえるだけは適しています。
あなたが登る季節や行動時間に休憩時間、昼食など合わせたボトルを想定しながら選びましょう。
初心者にオススメの水筒
先ずはペットボトルのお水を持ってザックの中に500㎖×4本を2本ずつザックの左右に分けて入れ使用する際はバランス良く使用する。持って行く水分の量はこちらの記事をお読みください。
必要な水分量は?
個人的にオススメはソフトボトルを手にしてはいかがでしょうか?使用後折りたためて荷物がかさばらず安価で購入出来るからです。
いずれステンレスボトルやプラスチックボトルを手に入れてもソフトボトルは予備にも使えるので間違いない買い物になるでしょう。
最初からプラスチックボトルでも洗いやすく目盛りが付いているのが調理に使用する水量や水分の残量が見えると言うのも非常に強みな上軽量でこちらもオススメですね。
これだけは覚えておきたいまとめ
- 荷重の偏りを無くす事。1ℓの水筒を2本ザックのバランスを考えて左右に分けますが片側ばかり使用し続けると荷重が偏り身体は疲れてしまいますので面倒ですが均等に減らしていきましょう。
- 少しでも軽くしたい場合はプラスチックボトルやソフトボトルにしましょう。又ソフトボトルは使用後折りたためるのでザックの中も収納が便利です。
- 直ぐに取り出せ簡単に開閉出来て飲みやすく直ぐに戻せる収納場所を想定しましょう。
- 用途別にする事。コーヒーや調理用と行動中の飲料は別にしましょう。
先ずは500㎖のペットボトルで様子見ましょう。大切なバランスを小分けして保てる事も出来、軽い上に残量も解りやすく使用後も収納に困りませんので。仲間や周囲の人達の水筒を見て参考にし自分に合った水筒を購入しましょう。